独身時代の生命保険
●最低限の基本的な保障を
よくあるパターンで学校を卒業,就職し社会人になると、会社に生命保険の営業の人が訪ねてきます。そして、保険を勧められるわけです。しかしながら、はたして言われるままの保険に入ってもいいのでしょうか。
保険営業の人が20代の独身者に勧めるのは、「定期保険特約付き終身保険(以下、定期付き終身保険)」か、「自由設計型の保険」のどちらかであることが多いです。 どちらの場合も、死んだ時の保障額を小さめにして、医療の保障をわりと充実させています。 たとえば、終身保険150万円に2,850万円の定期保険特約を付けて、死亡保障額を合計3,000万円(自由設計型は定期保険特約だけで 3,000万円)にしたものとかです。それに入院1日あたり5,000円が支払われる医療特約が付いています。更に三大疾病保険特約をはじめ、さまざまな特約がセットされています。
3,000万円というのは決して小さな死亡保障ではありませんが、30代以上で既婚者の方にには死亡保障5,000万円以上の保険が勧められることを考えれば「比較的少なめ」と言えるでしょう。保険料も月額10,000円〜15,000円におさえ、新社会人にも入りやすいという事をポイントにしています。なんとなく「社会人になったら保険に入るもの」という雰囲気がありますから、ついつい加入してしまいます。
単身者に必要な保障の考え方
けど、考えてみて下さい。会社に入ったばかりの独身の方に3,000万円もの死亡保障が必要なのでしょうか。結婚して、子どもが生まれれば、自分に万一のことがあったときの場合に備え家族の生活を支えるための保険―死亡保障が必要になるでしょう。しかし、結婚するまでふつうはいらないのです。ただし、親を経済的に援助している人、シングルでも子どものいる人は相当の死亡保障が必要です。
つまり、独身の時に必要となるのは死亡保障ではなく、本人が病気やけがで入院したときの医療保障です。入院してさまざまな費用がかかった場合も、両親などに経済的な負担をかけることのないような備えは、社会人として最低心がけておくべきことです。この保障のための保険には、単独の「医療保険」(入院保険)があります。外資系の生命保険会社や、中堅の保険会社、全労済などがあつかっています。通信販売で加入できる商品も多く、一部の損害保険会社も医療保険を販売しています。
入院日数や手術の種類に応じて給付金が支払われる掛け捨ての保険で、入院1日あたりの給付金5,000円の契約なら、20代の場合の保険料は2,000円前後からです。不必要な死亡保障のための保険に10,000円もの保険料を払うより、2,000円の掛け捨て保険だけにして、浮いた分は結婚の費用のために貯蓄するなり、親孝行に使うなりすることもできます。
女性の場合、定期付き終身保険ではなく「終身保険」を勧められることも多いようですが「必要なのは医療保障だけ」、というのは男性の場合と同じです。独身時代にすすめられて、終身保険に医療特約をつけて入る人も多いのですが、結婚や出産で仕事を辞めると、保険料を払いつづけるのが負担になってきます。それが保険料の安い医療保険なら、無理なく続けられるというメリットがあります。
●終身医療保険(X社の契約例) 保障期間:終身 1入院あたりの支払限度:60日
|
種類 |
保障内容 |
保障額 |
|
疾病入院給付金 |
病気による入院は1日目から通算最高 1,000日まで保障される |
1日5,000円 |
|
災害入院給付金 |
病気による入院は1日目から通算最高 1,000日まで保障される |
1日5,000円 |
|
手術給付金 |
手術の種類に応じて支払われる |
50,000円 100,000円 200,000円 |
↓上記の場合の月払保険料(保険期間:終身)・・・あくまで参考値です。実際に加入する際の参考にしてください。
| 年齢 |
20歳 |
25歳 |
30歳 |
| 男性 |
1,490円 |
1,635円 |
1,790円 |
| 女性 |
1,420円 |
1,565円 |
1,720円 |
自分で保険選びをする際、いくつかの保険会社の保険商品を比較することも多いかと思いますが、その際はインズウェブの*有名11社最大約50商品から生命保険一括資料請求
やスクエアバンの【無料】最大15社の生命保険を一括パンフレット請求!
などの一度に複数の保険会社の資料を無料で請求できるサービスや、無料で比較的中立なファイナンシャルプランナーに相談できる<無料>生命保険の見直し相談
などを利用すると便利なのでおすすめです。


