転職を成功させるなら理由が欠かせない

 

医師の転職に失敗する方も少なくありません。
その多くに共通しているのが、明確な理由がないまま転職してしまう点です。
なぜ転職したいのかを考えずに退職し、転職をしてしまうと、結局後悔したり、仕事にやりがいを感じられなくなるでしょう。

このため、転職を成功させるには理由が必須と言えます。
ただ、どのような場合にしても転職理由を明確にし、それに合った診療科を選ぶことが重要です。
特に診療科選びは自分の将来を左右しますので、いくつか候補を挙げて慎重に選びましょう。

家族との時間を大切にしたい【産業医or保険社医】

 

家族との時間を確保したい、という転職理由を挙げる医師も少なくありません。
もし家族サービスをしたい、家族と一緒の時間を大切にしたいと考えている方は、産業医や保険社医を検討してみてはいかがでしょうか。
いずれも企業で働く医師であり、医療に従事する勤務医とは異なる職種です。

産業医や保険社医の勤務時間は、一般的な会社員と同じになっており、定時で退社できるのが特徴です。
また、オンコールや当直なども発生せず、週休二日を実現できます。
これらは勤務医では難しいのが実情ですが、産業医や保険社医なら難しくありません。
家族との時間を取りたい方や、家族サービスしたい方には最適な転職先と言えるでしょう。

一人の時間を大切にしたい【放射線科】

 
画像引用元:https://www.kawasaki-hospital-kobe.or.jp/guide/floormap.html

もしプライベートを充実させたい・1人の時間を大事にしたいと考えている方は、放射線科が転職・転科先候補になるでしょう。
放射線科は放射線治療・画像診断が業務で、主にがん治療のための診療科です。
空き時間は健康診断などの健診業務に携わります。
転職にあたっては、がん治療の臨床経験が求められる場合もありますが、当直・オンコールがほとんどない診療科の一つでもあります。

年収も比較的高い水準にある一方、定時で帰宅できる医療機関も少なくありません。
オンコールなどもめったにないため、プライベートを重視したい方に最適な診療科です。
ただし、医療機関によって拘束時間・業務内容が変わりますので、これらはしっかり確認しておきましょう。

とにかく年収を上げたい【過疎地や離島で働く】

 

勤務医の年収は総じて高い傾向にありますが、今よりも更に年収を上げるために転職を決断する方もいます。
とにかく年収を重視する方、年収アップを検討中の方は、思い切って過疎地・離島で医師として働くのはいかがでしょうか。

少子高齢化の影響もあり、過疎地や地方の離島では高齢化が進んでいます。
その一方で、十分な医療を受けられない方も多く、慢性的な医師不足になっているのです。
こうした地域では常に医師が募集されていますが、医師不足解消のために高い年収や高待遇の条件を提示している求人もあります。

現在より年収がアップするかは求人次第です。
しかし、年収をアップできる可能性も高く、年収重視の方には狙い目と言えるでしょう。

ライフワークバランスを重視したい【眼科・皮膚科】

 

医師は仕事と家庭を両立させるのが難しいと言われます。
ライフワークバランスの重視を転職理由とする方は多いですが、慎重に診療科を選べば両立させることも不可能ではありません。
例えば眼科や皮膚科が最適な転職・転科先になるでしょう。

眼科と皮膚科はいずれも外来患者が多く、想像以上に忙しい診療科です。
しかし女性が活躍している診療科でもあり、仕事と家庭の両立が比較的容易なのです。
年収の水準も中々で、オンコールや当直も少ないため、ライフワークバランスを意識したら眼科や皮膚科が候補に入るでしょう。